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トビタテ大学生コースのコース別合格倍率推移を分析・考察してみた【11期生向け】

トビタテ大学生コースのコース別応募倍率推移を分析・考察してみた【11期生向け】

どーもトビタテT.T.です。

先日立て続けにトビタテ応募倍率の分析・考察記事を一新しました。

大学生コースも高校生コースも最新の状態となっております。

「自分の受験期は倍率どれくらいなんだろう?」

こういった疑問がある方には参考になるのではないかと思います。

ただ、トビタテってコース別に採用枠が決まっているので、厳密にはコース別の倍率が重要ですよね。

コース別に応募人数や倍率を予想して、戦略的にコースや留学計画を変える手段もトビタテ受験においては重要なわけです。

そこで、今回新たに過去1期から10期までのコース別の応募倍率推移を分析・考察してみます。

受験予定のコースの倍率が気になる方や、狙い目のコースが知りたい方におすすめの記事です。

目次

トビタテ留学Japan 大学生コース別

大学生全コースの応募人数・最終合格倍率

かなり表が細かくなってしまったのですが、比較したい人もいるかと思い、一覧表を作りました。

本記事では文科省の公式HPにあるトビタテ!留学Japanの留学状況の記事を参考に集計しています!

大学生全コースの応募人数・最終合格倍率

大学生全コースの応募人数・最終合格倍率

トビタテ留学Japan日本代表プログラムには現在4つのコースが存在します。

  • 理系、複合・融合系人材コース
    • 未来テクノロジー人材枠
  • 新興国コース
  • 世界トップレベル大学等コース
  • 多様性人材コース

それでは各コースの倍率推移をそれぞれ見ながら分析していきましょう!

理系、複合・融合系人材コース+未来テクノロジー人材枠

はじめは理系留学枠ですね!

いきなりですが、T.T.が思うにこの理系、複合・融合系人材コースはめちゃくちゃ狙い目だと思います。

それはトビタテ留学Japanが最も欲している人材だからです。

数字的な根拠として採用枠が物語っています。

  • 採用割合が他コースよりも遥かに高い
  • 全体の採用枠が減った10期でさえ、採用枠は増えた

実際にトビタテ研修でこのような話も聞きました笑

「文系の子たちは奨学金なんてなくても勝手に留学に行くんだけど、理系は行ってくれない笑」

つまり理系の留学生を増加させ、理系分野でグローバル人材を輩出したいわけです笑

現在理系の方で他のコースと悩んでいる方はこのコースで勝負するべきだと思います。

では応募人数を見ていきましょう!

 

理系、複合・融合系人材コースの応募人数・最終合格倍率表

理系、複合・融合系人材コースの応募人数・最終合格倍率表

理系、複合・融合系人材コース、未来テクノロジー人材枠別応募人数・最終合格倍率表

理系、複合・融合系人材コース、未来テクノロジー人材枠別応募人数・最終合格倍率表

応募人数

理系、複合・融合系人材コース応募人数推移グラフ

理系、複合・融合系人材コース応募人数推移グラフ

応募人数は回を重ねるごとに着実に増えてますね!

綺麗な右肩上がりです笑

つまりトビタテの望み通り、理系、複合・融合系人材コースはどんどん人気のコースになっているということです!

そして8期より未来テクノロジーコースが新設されました。

これもトビタテの作戦その2ではないでしょうか。

現代においてIT産業で遅れを取っている日本を復興するには、グローバルなIT人材が不可欠です。

IT人材だけの特別枠を作るほど、IT人材を欲しているわけです。

それなのに、今の所応募人数が採用枠に届いておりません。

圧倒的にチャンスです!笑

→10期結果発表後

未来テクノロジーコースに関しては10期で1名だけ超えましたが、応募人数で見るとまだまだ狙い目だと思います。

ただ、理系コースは応募人数が随分増えましたね;;

最終倍率

理系、複合・融合系人材コース最終倍率推移グラフ

理系、複合・融合系人材コース最終倍率推移グラフ

最終倍率はトビタテプロジェクト初期からほぼ変わらず2.2-2.5倍ほどになってます。

”応募人数は増えているのに最終倍率は変わらない”

ここがミソですよ!

つまり採用枠を超えてどんどん採用してるんです!

もう一度いいますが、このコースは本当に狙い目だと思います!

→10期結果発表後

未来テクノロジーコースに関しては倍率で調整されたように思います。

次も1.5倍程度になりそうな気がします。

理系コースは爆増ですね;;

流石に次回はもう少し下がると思いますが、今後は人気コースになっていくかもしれません笑

新興国コース

新興国コースといえばこのトビタテT.T.の合格したコースとなりますが…

そんな僕がこのコースを一言で言うのならば…

“不人気コースです”

実際にトビタテ全10期の応募者数の平均を出した所、予想以上の不人気ぶりでした笑

コース別トビタテ全10期の応募者数の平均比較

コース別トビタテ全10期の応募者数の平均比較

 

悲しい笑

新興国コースの応募人数・最終合格倍率表

新興国コースの応募人数・最終合格倍率表

 

応募人数の推移を見ていきましょう!

応募人数

新興国コース応募人数推移グラフ

新興国コース応募人数推移グラフ

応募者数の推移をグラフで見ると200人で頭打ちした気がしますね笑

応募者数が奇数期に増えるという傾向もこのコースには見られません。

最終倍率

新興国コース最終倍率推移グラフ

新興国コース最終倍率推移グラフ

最終倍率は大体3倍ちょっとという所でしょうか。

ここで少し違和感を持ちました。

応募者数が少ないなら倍率は低くなるはずと思ったからです。

そこで、再度データを見ていたら実採用人数が今まで採用枠を超えたことが無いことに気づきました。

新興国コースの採用枠実採用枠比較表

新興国コースの採用枠実採用枠比較表

採用枠ぎりぎりとかなら気にならなかったのですが、採用枠80人に対し、最大で63人です。

もしかすると公式では採用枠80人としていますが、不人気コース故、内部的に60人程度にしているのかもしれません。

10期から採用枠は公式に60人となっていますが、新興国コースに関してのみ全く影響がない可能性がありますね笑

→10期結果発表後

10期結果がでて予想的中です!!笑

やっぱり内部的に60人だったのでしょう。応募数が少なかったことでかなり倍率が下がりましたね笑

世界トップレベル大学等コース

天才コースはこちらです。

このコースについては最も未知なので、何も言えません笑

日本の未来を引っ張ってくださいって感じです笑

世界トップレベル大学等コースの応募人数・最終合格倍率表

世界トップレベル大学等コースの応募人数・最終合格倍率表

応募人数

世界トップレベル大学等コースの応募人数推移グラフ

世界トップレベル大学等コースの応募人数推移グラフ

応募人数の推移に関してすごくわかりやすいグラフとなりました。

  • トビタテ奇数期と偶数期の差が顕著
  • 奇数期の応募者数は300人程度

これは世界トップレベル大学等コースが大学への入学が多く、

多くの海外大学が秋に年度がスタートするからでしょう。

最終倍率

世界トップレベル大学等コースの最終倍率推移グラフ

世界トップレベル大学等コースの最終倍率推移グラフ

世界トップレベル大学等コースは最終倍率が安定しておりません。

偶数奇数関係なく、倍率が高い年や低い年があり、傾向などはみられません。

ただ一つ気になったのが、8期の高倍率少採用です。

応募人数も偶数期の中では多かった8期でこれだけの高倍率になっても少ない人数しか合格していない。

これは倍率が上下しようとも、トビタテの採用基準より下ならば容赦なく落ちるということなのかなと思いました。

というのも、このコースのみ学力が審査されます。

(世界トップレベル大学に受け入れてもらうには学力審査ありが多い)

つまり世界トップレベル大学等コースのみ存在する学力採用基準みたいなものがあったりするのかななんて思いました笑

※これはT.T.の感想です

→10期結果後

これ予想あたってるかもしれません!

たった30人しか採用されていないなんて笑

今後このコースを受験する方は少し基準などを意識して引き締めてください!

多様性人材コース

最後はトビタテ始まって以来ずーーっと人気の花形コースである多様性人材コースです。

トビタテ全10期応募者数平均で比較しても多様性人材コースが圧倒的人気

トビタテ全10期応募者数平均で比較しても多様性人材コースが圧倒的人気

このコースは元々留学志向の強い文系や芸術系の人が多いのが特徴です。

トビタテ独自の留学といえば多様性人材コースと言っても過言ではないので、

「そんな留学良いの!?じゃあ私もこんな留学したい!」

とばかりに応募者が多いのでしょう笑

地域・留学内容の制限なしの完全自由留学で、おそらく採用基準も曖昧…

合格するのは超大変だと思います笑

多様性人材コースの応募人数・最終合格倍率表

多様性人材コースの応募人数・最終合格倍率表

応募人数

多様性人材コースの応募人数推移グラフ

多様性人材コースの応募人数推移グラフ

多様性人材コースの応募人数にも直近5期で特徴が現れてますね。

  • 奇数期の方が人気
  • 奇数期約800人弱、偶数期550人前後で安定

大体数字的にも頭打って安定しているので、今後もほぼこのような数字に鳴るのではないかと思います。

最終倍率

多様性人材コースの最終倍率推移グラフ

多様性人材コースの最終倍率推移グラフ

最終倍率に関して思ったよりばらつきがありました。

疑問に思い、再度データを分析したところ、実採用人数がほぼ安定していました。

多様性人材コースの実採用人数推移グラフ

多様性人材コースの実採用人数推移グラフ

多様性人材コースは公式には採用枠を100人としています。

しかし、超人気コース故、内部的に採用枠を120人程度としているのかもしれません。

それでも明らかにレッドオーシャンです笑

T.T.的には余程の自信がない限りはは絶対やめとけといいます笑

逆にT.T.がGOサインを出すとするならば既にかなりの結果を出している人です。

  • サッカーで全国大会で成果を上げた
  • 音楽分野の全国コンテストで表彰されている
  • 芸術分野で有名な〇〇大学に受け入れが認められた

上記のような人がトビタテ留学を経て大成することはトビタテの価値を大きく上げることになります。

つまり留学させるべき人材なのです。

→10期結果発表後

120人には及びませんでしたが、偶数期の倍率が右肩上がりですね。

11期も同じく前回の奇数期の倍率より微増するかもですね。

まとめ

今回はトビタテ留学Japan大学生コースのコース別の合格倍率推移について分析・考察してみました。

かなり時間がかかったのですが、調べてみると見えてこなかった傾向が見られたのでは無いかと思います。

これを元にトビタテ合格の戦略を練って、1%でも合格の可能性を上げてほしいです笑

 

今後は高校生のコース別の倍率推移、分析の記事も更新予定ですので、

是非チェック・ツイッターフォローしていただけると幸いです!(´ε` )

最後に皆様へのお願い

トビタテ受験された皆様の、受験に使用した資料(留学計画書、自由記述書、プレゼン資料)等を是非ご提供いただきたいです。

受験者の方であれば、コース(高校生・大学生)、合否は問いません。

 

個人情報に関しては完全に伏せさせていただきます。

わずかながらのお礼もさせていただくつもりです。

 

今後の後輩たちの参考、励みになることは間違いありませんので、

提供しても良いかも!と思う方は是非ご連絡・ご協力していただけると幸いです。

 

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