「留学計画書、何から書けばいいか分からない…」という人向けに、僕がトビタテ4期で実際に通った計画書の書き方をまとめます。
結論から言うと、トビタテの留学計画書で見られているのは ① 論理の一貫性 / ② 読みやすさ / ③ トビタテが求める人物像との一致 の3つだけです。逆に言えば、この3つを押さえれば、文章が完璧じゃなくても通る可能性は高いです。
この記事では、その3つを順番に、僕が4期で通した時にやったことと一緒に説明していきます。
結論:留学計画書で評価される3つの軸
細かい話の前に、評価軸を表にしておきます。
| 軸 | 通る人がやっていること | 落ちる人がやりがちなこと |
|---|---|---|
| ① 論理の一貫性 | 「なぜ?」を5回繰り返しても答えられる | 「行きたいから行く」で説明が止まる |
| ② 読みやすさ | 1文が短い/結論から書く | 1文が長く、修飾が多い |
| ③ 人物像との一致 | 熱意・面白さ・タフさが具体例で伝わる | 「真面目に努力します」レベルで止まる |
これを意識して書いてあるかどうか。それだけで、計画書の通り方は大きく変わります。
トビタテが求める人物像については別記事で詳しく書いてます。
→ 合格のために知るべし!トビタテが求める人物像
① 論理の飛躍をなくす(「だから何?」を毎文で問う)
論理の飛躍とは、文と文のあいだに筋が通っていないことです。
たとえば「英語を勉強したい。だからアメリカに行く」だけだと、「英語の勉強なら日本でもできるよね?」と詰められて終わります。
これは僕が研究室で論文を書く時にも、教授から散々言われました。論理が飛んでいると、説得力が一気に落ちて、突っ込みどころだらけの計画書になります。
「なぜ?」を5回くらいぶつけてから書く
計画書を書く前に、自分の留学について、自分で「なぜ?」を5回くらい繰り返してみてください。
- なぜその目的になったのか
- なぜその留学先でなければいけないのか
- なぜトビタテでなければいけないのか
- なぜ今のタイミングなのか
- なぜ自分なのか
これに自分の言葉で答えられるようになってから書き始めると、面接で詰められても揺らがない計画書になります。
僕が詰まった具体例
僕は4期で「ベトナムで IT インターン」というテーマで通したのですが、最初は「なぜベトナム?なぜインターン?」が言語化できていませんでした。
当時のメモを見返すと、最初の下書きはほとんど「行きたいから行く」レベルでした…(笑)。
そこから「アジアの新興国での就労経験は、英語圏の留学とは違う武器になる」と言語化できた瞬間に、計画書は急に書きやすくなりました。
論理を整える=書く前の作業だと思います。
② 審査員に読みやすい文章にする
このブログが読みやすいかどうかは一旦おいておきましょう(笑)。
計画書は、審査員が大量の応募書類の中で読むものです。読みづらい文章だと、留学計画やその意図がうまく伝わらない可能性があります。
「この子は何を言ってるんだろう?」と思われた瞬間、不合格の確率はぐっと上がります。
いくら良い留学内容でも、文章だけで「なんか頼りない子だなぁ」と思われないように、読みやすさには気を配ってください。
具体的にやること
- 結論から書く(最初の1文で「何を言いたいか」を出す)
- 1文に言いたいことは1つだけ(接続詞で長文をつなげない)
- 文は短くする(50字以内が読みやすい)
- 形容詞から削る(「とても」「非常に」「すごく」を全部消す)
読み手が斜め読みできる工夫
ちょっとしたコツですが、僕は言いたいことだけを赤字で強調していました。
これは先輩の計画書を参考にしたのですが、最悪赤字だけ読めば言いたいことが伝わるので、忙しい審査員にはかなり親切です。今でもおすすめできるテクニックです。
③ トビタテ人材であることをアピールする
論理と読みやすさが整ったら、最後に問われるのはやっぱりここです。
「自分はトビタテ生にふさわしい」と思ってもらえなければ、合格は厳しいです。
「トビタテが求める人物像」でも書きましたが、トビタテが欲しい人をひと言で言うと 「熱意があって面白くてタフな人」 です。
このフレームに沿って、自分の経験エピソードを散りばめて、計画書から「トビタテ人材だな」と伝わるようにしてください。
抽象→具体ではなく、具体→抽象で書く
「私は熱意があります」と書くより、「過去にこういう熱量を出したエピソードがあります」と書いて、最後に「だから熱意があります」と着地する方が伝わります。
抽象的な性格を先に書くと「ほんと?」と疑われますが、エピソード→結論の順なら、読み手が自分で「この子は熱量がある」と判定してくれます。
自由記述は「面白いフォーマット」を作るチャンス
自由記述などはフォーマットすら決まっていないので、見やすい構成や面白い見せ方を作ること自体が「面白い人だ」と思われるチャンスかもしれません。実際、僕も自由記述では普通の文章ではなく、自分なりに整理した形で出しました。
僕が4期で実際に提出した留学計画書の構成
参考までに、僕が4期・新興国コース(ベトナムIT インターン)で出した計画書の構成を紹介します。
- 書き出し:今の自分の問題意識(1〜2文)
- 目的:その問題を解くために何を学ぶか
- 留学先と理由:なぜ日本ではなくその国・その機関なのか
- 計画:期間・受け入れ先・スケジュール
- 実現のための取組:すでにやってきたこと(過去形で書く)
- 帰国後:どう還元するか
「実現のための取組」は 過去形 で書くのがコツです。「これからやります」より「すでにこれをやってきました」と書ける人の方が、本気度が伝わります。
よくある詰まり方と、その対処法
| 詰まり方 | 対処法 |
|---|---|
| 1行目が書けない | 「私は留学したい」から始めない。「私が今〇〇を選ぶ理由」のように、現在の自分から始める |
| 字数オーバーする | 形容詞から削る。次に副詞、最後に「と思います」を「です」に |
| 自分の言葉が出ない | 先輩のテンプレを読んだら、5分以内に閉じてから書く。直後に書くと体に染みた語順だけが出る |
| テーマが浅い | 「なぜ?」を5回繰り返す。3回目で答えに詰まったらテーマが浅い |

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